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ツイートまとめ テーマ:乗っ取って破壊する憑依型戦術と直接的に破壊する大東社戦術。

〇スピンとなった角界スキャンダル。相撲を守るのは「相撲の伝統」そのものであり「相撲道」である。そこに妙な新興宗教や怪しい坊主が入り込む余地はないはずである。しかし歴史や伝統を守ろうとする者の周辺には何故か新興宗教や怪しい宗教関係者の影がちらつく事が多い。これが「憑依型戦術」である。

〇明治以後、特に現代に於いては新興宗教と無関係に「歴史と伝統」を守っている人物が僅少だと思わざるを得ない。「伝統の守り人」に見えても大抵は新興宗教、カルト、基督教、猶太教(猶太文化との付会。日猶同祖論等)と関係を持っているかシンパである場合が多すぎる。がっかりさせられる事が多い。

〇相撲をはじめとする伝統の担い手の方々には是非とも新興宗教やカルト、基督教、猶太文化との付会、神秘主義、ニューエイジその他各種思想ツールを撥ね退ける独立的気概を持って頂きたいと思う次第である。そうしなければ内部から破壊されてしまう。明治以後かかる「憑依型戦術」が浸透し過ぎている。

〇「憑依型戦術」に於いて「歴史と伝統」に付会され易いもの。一神教(基督教、猶太教)、西洋神秘主義(新プラトン主義から神智学、ニューエイジまで)、日猶同祖論、フリーメイソン、黙示的終末思想(「アセンション」等の変種も含む)、救世主思想、景教渡来説(佐伯好郎)等数え上げたらきりがない。

〇ちなみに佐伯好郎の日猶同祖論と景教渡来説は北海道の開発に猶太資本を呼び込む事が目的であった(佐伯は歴史学者の服部之総にそう告白したそうである)。思想ツールとは実に功利的な目的の為に作られている事が分かる。よって真に受けてはならない。「何の目的で作られたのか?」を洞察すべきである。

〇親猶太系陰謀研究家だった犬塚惟重や安江仙弘は満洲に猶太資本を呼び込む河豚計画に参画したが、当時流布された日猶同祖論も河豚計画が関係していると思われる。猶太資本を呼び込む為の道具である。つまりは同祖論は猶太利用論の為の思想ツール。思想ツールはその目的から分析すると正体を見破れる。

〇相撲の問題がおかしな方向に世論誘導されていて違和感を覚える。事は人命尊重の姿勢と危機対応の方法と心構えの問題、「緊急避難」の問題であり、その方面の批判・議論ではなくここぞとばかりに海外のフェイク・ニュースメディアを中心に「日本の伝統の女性差別」を強調しキャンペーンを張っている。

〇部分社会に於ける男子禁制・女子禁制は必ずしも差別ではないと思う。歌舞伎は?宝塚は?男子修道院・女子修道院は?男性が女子校や宝塚を受験したら間違いなく落とされるだろう。海外のフェイク・ニュースメディアは設立から300年間女性に門戸を開いていないフリーメイソンには何と言うのだろうか?

〇メディアは相撲の女性差別を云々するが、女性を容姿や年齢で価値付けし商品の如く扱うメディアの姿勢の方が女性差別だと思う。土俵に上がれない事で悩む女性より、メディアから刷込まれた価値観で悩まされている女性の方が圧倒的に多いのでは。自殺した電通社員を悩ませた「女子力」なるマスコミ造語。

〇メディア・電通は「女子力」など意味不明の言葉を次々に発明している。言葉は観念操作の媒体なので、言葉を作る者が人間の精神を操るのである。こういうくだらない事を年がら年中行っている裏権力メディアが女性の味方を気取り大々的にキャンペーンを行う事自体「裏権力案件」臭しかしないと言えよう。

〇相撲の土俵に女性が上がれなくなったのは明治以後という説もあるが、これは歴史を調べてみないと判断できないので保留する。だが相撲の伝統そのものが女性を排除してこなかったのは明らかである。女相撲というのがあった。緊急時の人命尊重の姿勢や危機対応の問題と平常時の伝統の是非は別問題である。

〇伝統に憑依し改竄し変質させ破壊するのが英国系石屋の手口(憑依型戦術)なのに対し、伝統に正面から難癖・イチャモンをつけ罵倒し棄損し叩き壊そうとするのは大東社系の手口である。前者が反日右翼、後者が反日左翼にそのまま該当する。相撲もこの両者による両建抗争に利用されかねない。注視する。

〇NYタイムズは元々左翼系猶太人の影響力が強いメディアなので、思想傾向が元から大東社寄りである。我が国で言うと反日左翼の系列である。よってNYタイムズの反日キャンペーンがストレートなイチャモン付けなのも当然である。これはシオニストや基督教宣教師が日猶同祖論を使うのと対照的だ。左右両建。

〇相撲の問題の報道はTPPや水道民営化から目を逸らす為の単なるスピン・コントロールだと思っていたが、海外のフェイク・メディアが一斉に日本叩きキャンペーンを始めた事を見ても最近は一種の人工芝臭を帯びてきた。ストレートな日本叩きは大東社系の手口。反日左翼勢が国内のカウンターパートである。

〇女相撲が継承され女子相撲が行なわれている以上「相撲界が女性を排除している」事はないと言えるだろう。緊急時には「男子相撲の土俵に女性が上がれない」というしきたりより人命救護の方が緊急避難的に優先されるという対処の指針を確立すればよいだけの事。海外マスゴミのキャンペーンは人工芝臭い。

〇NYタイムズは朝日新聞と提携しているようだ。日経新聞とCSISやフィナンシャルタイムズ(こちらは買収だが)のような関係だと思われる。朝日はNYタイムズと連携して日本を貶める事に異様な情熱を傾ける一方、安倍一味を批判するように見せながらTPP11に賛成する。国際金融資本広報のNYタイムズと同類。

〇NYタイムズは朝日新聞と提携。日本貶め記事は朝日新聞とシェアしているのであろう。引用:日本においては、朝日新聞社と提携しており、東京支局を朝日新聞東京本社ビル内に設けている。【ニューヨーク・タイムズ】https://ja.wikipedia.org/wiki/ニューヨーク・タイムズ

〇NYタイムズは「保守系メディアのFOXニュースから近年、一貫して攻撃を受けている」との事である。FOXニュースは謂わずと知れたネオコン系メディアである。NYタイムズは左翼系なので米国に於ける左右両建抗争だと言える。いずれにしろ、この連中は両建抗争しつつTPPの如き広域経済統合を推進している。

〇FOXニュースがNYを叩くのは産経が朝日を叩くのと同じである。しかし、どのメディアもTPPに賛同している。この点では左右の主要メディア全てが安倍応援団である。否、安倍一味を応援しているのではなく、その後ろの連中を援護しているのだ。朝日など社説で「TPPの発効手続きを急げ」などと煽っていた。

〇反日左翼系の特徴な様々な怨念・ルサンチマンの類が渦巻いている事。大東社系はマイノリティーのルサンチマン感情に付け込んでコマとする。恨みつらみに満ちた世界である。英国石屋系が金満家やエリートの虚栄心を利用する欲望の世界であるのと対照的である。基本的に「欲か怒り」しかないと言えよう。

〇大東社系の革命型戦術の原動力は強烈な恨みつらみである。マイノリティーだからと言って必ずしも屈折したルサンチマン感情を持っているとは限らないが、疎外意識からそういった感情を持ちやすい傾向があるのは事実である。そのような疎外感に付け込み工作のコマとするのが大東社系の侵略手法である。

〇「貪・瞋・癡」とはよく言ったもので、裏権力の走狗には本当に欲と恨みつらみしかない。利益を貪り尽くすか、怨念に任せた破壊衝動。このどちらかである。反日右翼には虚栄心や権力欲、国を売ってでも利益を得ようとする貪欲さが顕著であり、反日左翼にはどす黒い恨みつらみに満ちた悪意が顕著である。

〇現在は裏権力走狗の中では反日右翼陣営が圧倒的に勢力を持っているので彼らの追及がメインになるが、反日左翼陣営も虎視眈々と機会を窺がっているので彼らにも注意が必要。彼らは①日本叩きが自己目的②安倍批判はするが、TPPや種子法廃止、水道民営化等の国民生活の死活問題には無関心なのが特徴。

〇対日工作攻勢については安倍一味が政府を壟断しているのでずっと安倍応援団である反日右翼勢のターンだったが、最近の海外メディアによる日本叩きキャンペーンは久々の反日左翼勢のターンと言える。朝日新聞もCSISと関係し(所長が講演会)TPPに賛同しているように所詮反日左右両翼の根は一つである。

〇欲望にとらわれると英国石屋系に付け込まれ、恨みつらみにとらわれると仏蘭西石屋系に付け込まれる。コネとステータスを与え「特別な人間」だと思い込ませて虚栄心を満たす事で走狗にするか、恨みつらみなどのルサンチマン感情に付け込んで破壊衝動を煽って走狗にするか、である。結局、欲と怒りだ。

〇自己の欲と怒りを制御できる人間に付け込む隙は無い。謂わば「富貴も淫する能はず、貧賤も移す能はず、威武も屈する能はず」(孟子)という「大丈夫」の如き人物であれば、裏権力如きの手に落ちる事は無い。陰謀追及者たる者「山中の賊」(=裏権力)のみならず「心中の賊」を破る事も重要だと考える。

〇相撲の件で「朝鮮人とエタのアイノコ」と名乗る者が絡んできた。大東社系の戦術ではマイノリティーをコマしている事の一傍証。反日右翼の中核も同様だろうが、彼らは偽装が巧みで中々尻尾を出さないのに対して反日左翼の方はあまり隠していないだけである。この件で動いているのは反日左翼勢と分かる。

〇「エエトコのボンジョウ」と罵って(?)きたが、よく意味の分からない特殊用語かと思ったが、フォロワーの方のご指摘によると「ええとこの坊ちゃん嬢ちゃん」の意味の可能性があるようだ。罵倒句にはその者の内面の拘りが表れる。ひがみ根性に満ちた内面の吐露。まさに大東社系走狗の典型的な特徴。

〇「英国石屋系が金満家やエリートの虚栄心を利用する欲望の世界」と分析したが、英国系石屋のスコティッシュ儀礼では33もの位階がある。儀式への執着や無駄に多い位階などより多いより高いステータスが欲しいという虚栄心の表れと言えよう。黄金の夜明け団や東方聖堂騎士団など魔術結社の原型でもある。

〇一方の仏蘭西系石屋は基本的に七位階だそうである(奇しくもミトラ教の位階と同じ。大東社=グラントリアン=偉大なる東方なので地中海オリエントへの憧れがあるのだろう)。こちらは虚栄心より思想的にも政治的にも既成のものを覆す事に喜びを見出すタイプ(革命家等)が集まっているのだと思われる。

〇反日左翼とは要するに「左のグローバリスト」である。反グローバリズムを偽装しながら、その実無国境化を推進している。その証拠に彼らは安倍批判はするが、安倍が実行しているTPPや水道私営化等の壊国政策には関心を持たないか賛同する場合さえある(朝日新聞など)。彼らは裏権力の別働隊である。

〇反日左翼の美辞麗句に注意。人間を尊重する事と、それらを表看板として掲げる政治運動や社会運動を信用していいかは別問題である。例えばロックフェラー財団やCIAがフェミニズム運動を支援し、NEDやソロス財団が人権運動・民主化運動を支援するのは表向きの目的とは別の目的があると考えるべきである。

〇アロン・ルッソ氏がインタビューでロックフェラーがフェミニズム運動を支援したのは子供を母親から引き離し学校で管理する(プラトンがこのような国家論を唱えた。20世紀にポルポトが実行)事と女性も働かせて税収を二倍にする事だと述べていた。女性尊重とそれを表向き掲げる「運動」は別物という事。

〇NEDやソロス財団が『民主化運動』を組織・支援するのは裏権力にとって都合が悪い国家の体制を転覆する為である。これが所謂「人工芝運動」である。民衆の自発的な蜂起に見せ掛けた侵略工作である。シリアの内乱はこの種の工作が発端となっている。秩序が破壊されシリア人の人権が侵害され続けている。

〇大東社戦術は最も見えやすく最も見えにくい。「最も見えやすい」とはそれが所謂サヨクの手口の原型だからである。隙あらばイチャモンを付けて伝統文化を叩き壊そうと虎視眈々と狙っているサヨクの手口は普通の保守層でも簡単に気づく程分かりやすい。だから保守業界ではサヨク批判が専らなのである。

〇「最も見えにくい」とは只の反左翼に飽き足らず陰謀追及に入った人などにとってはサヨクの手口が実は石屋の一派に由来する裏権力の戦術の一つである事が見えにくくなりがち。「サヨク批判=ネトウヨ」というイメージも手伝い増々大東社戦術が盲点になる。結果として陰謀分析が片手落ちになってしまう。

〇特にネット右翼を「卒業」してから陰謀追及に入った人などはサヨク批判は「ネトウヨ返り」みたいで抵抗がある場合もあるかもしれないが、サヨクの安倍批判が寸止めであるようにネトウヨのサヨク批判も寸止めなのである。反日右翼も反日左翼も両方分析してこそ両建破りも陰謀の総体的批判も可能になる。

〇フリーメイソンは有力者が集い、西欧に於ける思想の配電盤の一面があった上に思想や政治的スタンスの傾向が英国系と大陸系で如実に分かれているので裏権力の思想や戦術の傾向は石屋の派閥を基準にすると明確に分類できる。「英国系石屋は憑依型戦術、仏蘭西系石屋は革命型戦術」と何度も指摘してきた。

〇「憑依型戦術」とは現地の伝統や体制に憑依し乗っ取り改竄し破壊する。主な手法は現地の統治者や支配層を洗脳したり各種思想ツールを製造して伝統的な思想や文化を改竄する事。「革命型戦術」は現地の伝統や秩序を正面から叩き壊そうとする。主な手法は革命思想の流布、武装蜂起、人工芝運動の組織等。

〇以上のような分類から、新興宗教との結びつきが強く猶太基督教・神秘主義・世界連邦運動などと日本の伝統文化を付会させてそれが「伝統」と言い張る反日右翼は英国系石屋の系統で、隙あらば日本の悪口を言い伝統文化を叩き壊そうと虎視眈々と狙っている反日左翼は仏蘭西系石屋の系統である事が分かる。

〇謂わば反日右翼は英国系石屋の劣化コピーで、反日左翼は仏蘭西系石屋の劣化コピーである。今現在、安倍一味、日本会議など反日右翼勢力が政権の中枢を握り圧倒的な力を持っているのでそちらの追及がメインとなるが、反日左翼勢力も虎視眈々と機会を窺がっているので無視できない。左右両建破りが必要。

〇全派閥を批判すると各派閥の者からは敵対派閥の人間と思い込まれたり特定の勢力(猶太やイルミナティなど)への批判が薄まると言い掛かりをつけられる事も多い。無論全派閥を批判するので全く当たらない難癖である。特定派閥の固定的視点に囚われているから批判者を敵対派閥の人間と思い込むのである。

〇裏権力は多数の勢力や組織が時に両建抗争を演じつつも緊密に連携する結合体なので、全体を分析・批判する事は各派閥各勢力への本質的批判に直結する。むしろ個々に切り離した方が全体の関係性が見えなくなるので批判の内容が薄まる。サヨクの寸止め安倍批判・ネトウヨの寸止めサヨク批判が典型である。

〇「全体を分析・批判する事は各派閥各勢力への本質的批判に直結する。むしろ個々に切り離した方が全体の関係性が見えなくなる」事の最も分かりやすい例は、CSISやヴェオリアなど多国籍企業、統一や日本会議系カルトとの関係を抜きにして安倍単体をいくら叩いても本質的な安倍批判にはならない事である。

〇大東社系はネット右翼レベルを超克した保守、パヨク=偽リベラルでないリベラル、陰謀追及者など認識力の高い人程盲点になりがちである。「今さらサヨク批判か」となる。しかし大東社系も裏権力の重要な一角なので分析を怠れない。このように大東社系は「最も見えやすく、最も見えにくい」のである。

〇「カイカク」「ぶっ壊す」「解体せよ」と連呼し、何でもかんでも壊せばよいと思い込んでいるネオリベは思想の系列から言うと大東社系である。大東社系は進歩史観を信奉している。進歩史観とは古い文化や既成秩序を破壊する事で文明が進歩するという思想である。ネオコンも進歩史観を前提にしている。

〇①理性は万能②古い文化や既成秩序を破壊せよ③歴史は進歩する④理性によってゼロから人為的に秩序を構築する事が可能という前提。以上が大東社イズムの諸原則である。ネオリベの特徴【①独裁的指導者が②旧秩序をぶっ壊せば③カイカクが前進し④必ず上手くいく】と物の見事に一致している事が分かる。

〇①ネオリベは小泉の如き強引な指導者を立てる。「理性の能力を保証されたカリスマ的指導者」(幻想)。②二言目には「ぶっ壊す!」「解体だ!」と言う破壊衝動。③「カイカク」連呼のカイカク教信者。④庶民を苦しめ国際資本に利益誘導しているだけなのに「痛みに耐えれば必ずよくなる」と嘘をつく。

〇大東社(グラントリアン)の特徴をつかむ為には歴代メンバー(と言われるメンバーも含む)を例示すると分かりやすいと思う。ロシア出身のアナキストのバクーニン、帝政ロシア打倒を推進したジェイコブ・シフ、周恩来、ホーチミン、日本では西園寺公望(孫の公一がゾルゲ事件に連座)。革命家系が多い。

〇国内のネオリベには朝鮮や同和などマイノリティー人脈の影が見え隠れすると言われる。そもそもネオリベの元祖であるミルトン・フリードマンからして猶太系である。マイノリティーや政治的劣勢者、不遇の知識層等が勢力を張る為に既成秩序をひっくり返すイデオロギーを利用するのはよくある現象である。

〇小泉一派は「改革」を連呼し、安倍一味は「革命」を多用する。ネオリベの根底にはこのような進歩主義的な価値観が横たわっているのが分かる。とにかく「破壊し!前進し!進歩する!」というイデオロギーである。反日右翼は基本的には英国石屋系だが、このようにネオリベには大東社イズムの影響も濃い。

〇郵政民営化時の郵政選挙は典型的な大東社系戦術だった。①反対派に「守旧派」「抵抗勢力」とレッテルを貼る②特定郵便局長や郵政職員への敵意やルサンチマンを煽る。身近な「既得権者」への怒りを煽り、庶民の真の敵であるゴールドマンサックスの如き国際金融資本へ利益誘導する推進力としたのである。

〇郵政選挙の前に作成されたのが「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」という宣伝戦略の企画書であり、これが「A層・B層・C層」という言葉の起源である。「B層」を煽って「民営化=善」と刷り込み、特定郵便局長などを憎ませて破壊の推進力として利用したのである。まさに大東社系戦略。

〇特定郵便局長の利権など郵貯資金を舌なめずりして渇望した国際金融資本の利権に比べたら雀の涙以下である。国民が真に戦うべき相手の利権を拡張する為に多くの人々を騙して利用したのである。前述の宣伝戦略企画書では「B層」は「IQが低い」「具体的な事は分からない」などと徹底的に愚弄している。

〇謀略家は人が持つ貪欲や憎悪という感情を掻き立てて利用する。過剰な欲望やルサンチマンなどを慎まないと簡単に誘導されてしまう。郵政選挙の時は多くの人がよく分からないまま特定郵便局長を憎み、その結果300兆円あると言われた郵貯簡保の資金を国際金融資本に差し出す危険にさらす事になったのだ。

〇国際金融資本が市場侵略を図る場合は国際的な超巨大利権に比較すれば雀の涙な現地の既得権者を糾弾し人々の憎しみを煽る事で市場をこじ開ける。2000年代以降、カラー革命によって何人もの統治者が倒され、その後には欧米の裏権力の息がかかった傀儡統治者が据えられたが、この人工芝運動と原理は同じ。

〇一時期は官僚叩きが流行っていた。当時は官僚が市場侵略への防波堤になっていたからだと思われる。しかし、今は官僚叩きはあまり見られなくなった(デモ隊が「官僚頑張れ!」と言う程)。官僚が完全に国際金融資本の軍門に下ったからだろう。TPPや種子法廃止を推進するような売国役人ばかりとなった。

〇国内のネオリベ勢力はマイノリティー人脈(朝鮮半島系や同和系)が主体だと見ている。既成秩序と国民生活を破壊する事に躊躇が無い。キリシタン勢力がスペインやポルトガルの軍事力に期待をかけたように少数集団が逆転を狙う為に国外勢力の力やイデオロギーを借りる事は歴史上よく見られる現象である。

〇新自由主義は国際金融資本や巨大多国籍企業による経済侵略を正当化する為のイデオロギーであるが、少数集団が日本国内で権力を奪取する為にも好都合なものである。ここに両者の利害が一致し少数集団は喜んで国際資本の走狗・代理人になったのではないか。日本に恨みがある集団は壊国に全く躊躇がない。

〇新自由主義は欧米に於いては「支配層のイデオロギー」であるが、日本国内になると「少数集団による革命イデオロギー」の一面がある。少数集団が新たな利権を作り貪る為にお誂え向きの思想なのである。ネオリベが破壊衝動を発揮して「ぶっ壊せ!」と叫ぶ様は仏蘭西革命時の大東社結社員を彷彿とする。

〇「新自由主義は欧米に於いては「支配層のイデオロギー」であるが、日本国内になると「少数集団による革命イデオロギー」の一面がある」と書いたが、これは戦国時代のキリシタンに類似する。当時の西欧ではカトリック信仰が体制イデオロギーだったが、我が国に来ると国家転覆に繋がる革命思想となった。

〇個人が契約や合意によって国家や社会を作ると言うのがアナキズムを含む西洋近代の政治思想の基本である。しかし相当程度教育を受けている「個人」でないと合意によって社会を作る事は不可能である(例えば言葉を知らない野生児には無理)。そもそも「個人」の形成自体がその人間が置かれた環境に依る。

〇最初から「個人」を想定している所が西洋近代政治思想の非現実的な点である。つまり他者や環境との関係を離れた「実体」としての「個人」を想定している。しかし「個人」が形成されるまでにはその人間が置かれた環境の働きかけ(教育や他者との交流)を必要とする。「個」は関係的=縁起的に成立する。

〇ワンワールド思想の根底もこれである。いかなる関係性も背景もはぎ取られた抽象的な「個人」の集まりを「世界政府」という抽象的な権力が一元的に支配するという非現実的な構想である。多様で豊かな文化が滅びれば、そこに成立する「個人」は極めて画一的で中身の薄い、極めて支配され易い存在と化す。

〇社会契約説も自由主義もアナキズムも一つの思考実験や理論モデルとしてならばよい。しかし、それを現実にそのまま適用すると個性的な文化を破壊し画一化する事になる。世の中を破壊している新自由主義が最たるものである。新自由主義では「目的合理的な個人と企業」以外は存在しない事になっている。

〇「契約や合意によって国家や社会を作る」事ができるのは既に国家や社会によって教育を受け「社会化」している「個人」にしか不可能という逆説。例えば生まれた時から狼と共に育ったような野生児(アヴェロンの野生児などが実在)が集まっても「契約や合意によって国家や社会を作る」事は不可能である。

〇だから裏権力は「ワンワールド化」を図る為に、あらゆる思想宣伝工作を行って「ワンワールド社会を構成する個人」を作り上げようと躍起になっているのである。論理的帰結としてワンワールドを破るには「ワンワールド社会を構成する個人」になる事を拒否し地域の特性や固有の文化を守る事が重要になる。


https://twitter.com/kikuchi_8/status/964542537573658624


〇相撲道を高唱する元親方が日猶同祖論を信じているらしいとして話題になっていた。日本の伝統文化を高唱しながら猶太やオカルトに付会する。こういうパターンが物凄く多い。明治以来伝統文化の担い手がオカルトや猶太・基督教に被れていたりするケースがあまりに多い。これを憑依型戦術と呼んでいる。

〇直近では仏蘭西系石屋(大東社、グラントリアン)について言及したが、憑依型戦術は英国系石屋の系統の戦術である。前者が直接的な集団暴力や破壊活動、イデオロギー闘争を得意とするのに対し、後者は標的に取り付いて内側から破壊し乗っ取る工作を得意とすると見ている。憑依型戦術はその手法である。

〇仏蘭西系石屋が左翼界隈にいるのと対照的に保守界隈には英国系石屋がいる。左右両建の原型は英仏石屋の両建構造だと分析。分かり易く喩えを用いるならば「相撲なんて無くしてしまえ」が仏蘭西系石屋風で、「相撲はシュモーというヘブライ語」が英国系石屋風である。これで大体のイメージが掴めるはず。


https://twitter.com/kikuchi_8/status/1072920623414882304


(了)

by kokusai_seikei | 2019-01-27 12:57 | ツイートまとめ | Trackback | Comments(0)


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