ツイートまとめ テーマ:明治以後、伝統宗教界に忍び寄る憑依型戦術


〇「サナト・クマーラ」とはヒンドゥー教に由来する神智学の概念である。金星を司る神とされる。つまり「明けの明星=ルシファー」。これを「魔王尊」として祭っているのが鞍馬寺である。鞍馬寺は仏寺ではなく神智学の宗教団体「鞍馬弘教」となっている。鞍馬寺はニューエイジャーの「聖地」と化した。

〇鞍馬寺の住職だった信楽香雲が神智学徒の三浦関造という人物の影響を受けて天台宗から神智学に鞍替えしたことで、鞍馬寺は「鞍馬弘教」として神智学系の宗教団体になってしまった。三浦関造は神智学協会のアリス・ベイリー派なので、国連ビルにある「ルシス・トラスト」と同じ系列である。

〇明治時代には神智学に興味を持つ仏僧が結構いたらしい。南方熊楠と交流があった 土宜法龍という真言僧も当時ロンドンで流行っていたブラバッキーのオカルティズムに関心があったようだ。南方熊楠は土宜への書簡で手厳しくブラバッキーのオカルティズムを批判した。「憑依型戦術」は巧妙に入り込む。

「西洋のものは何でも優れている」という明治時代の日本社会一般の観念が伝統宗教界にも影響していた事が神智学に興味を持つ仏僧が結構いた事の原因だと思われる。神智学協会員でもあった鈴木大拙スウェーデンボルグを紹介したり「禅は神秘主義」と言ったのもその背景からだろう。憑依型戦術に注意!

国際秘密力は国家に寄生する事で力を発揮する。自ら造った人造国家もあるが、それすら特定の民族や国民を利用し、既成の国家の廃墟の上に立てられたものである。彼らは自らの血は流さず、精神や経済を操作する技術を駆使して支配を達成しようとする。逆に言えば寄生されている庶民が気づけば力を失う。

〇天狗伝説で有名な鞍馬寺が神智学と結びついてニューエイジ系の宗教団体となり、サナト・クマーラ=金星=ルシファー=魔王尊を祭る。今やニューエイジャーの「聖地」。鞍馬寺住職に影響を与えたのはアリス・ベイリー一派の三浦関造。「憑依型戦術」が伝統を破壊・改変した非常に典型的な事例である。


https://twitter.com/kikuchi_8/status/715573073563365376


(了)


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by kokusai_seikei | 2016-06-27 07:46 | ツイートまとめ | Trackback | Comments(0)
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