ツイートまとめ テーマ:キリスト教系陰謀論の注意点


〇古代のキリスト教の教父達は「ミトラ信仰は悪魔がキリスト教信仰を先取りしてまねたものだ」と説明していたらしい。「悪魔が」という説明は古代では通用し ただろうが、現代的に言うとこれは、キリスト教がミトラ教に似ている事及びミトラ教がキリスト教に先行している事を認めていた事を意味する。

〇「悪魔の仕業」云々はキリスト教文化というローカルな世界観を前提にしている。したがって、かかる偏った前提に固執するキリスト教系の陰謀論は事象の真相解明を目的とする陰謀解析の上において普遍的な意義を持ちえない。また同時に、日本人には日本人の立場に立脚した陰謀追及論が必要である。

キリスト教系の陰謀論は、聖書信仰に誘引する為の「布教の手段」である場合があるので注意が必要。キリスト教以外を何でもかんでも「悪魔教」呼ばわりするやり方は戦国時代の宣教師と同じ手口である。日本文化を否定して聖書信仰に誘導する道具として陰謀論が使われている。この手の論者はあっち側。

〇いきなり、神道や仏教を「悪魔教」呼ばわりして聖書信仰に引っ張り込もうとしても気味の悪いカルト扱いされるのが落ちだが、多くの人々が関心を持つ社会問題と絡ませる事で徐々に誘導するのである。その為の道具が「陰謀論」なのだ。陰謀論から入って徐々にキリスト教的世界観に馴染ませるのである。

〇キリスト教系の陰謀論者でも、「事実」に関しては参考になる場合がある。多くの海外の陰謀論者に関してそれが言える。しかし、根本的な世界観においてキリスト教系陰謀論者と我々日本人には合わない部分がある。そこを自覚して「事実」だけ参考にするフグ料理人の腕前が陰謀追及者には必要なのである。

〇例えば、ウィリアム・G・カーユースタス・マリンズなど欧米陰謀論者の論も参考になる。だが彼らが前提とする世界観はあまりにも日本人とはかけ離れている。カーはゾロアスター教的な善悪二元論であるし、マリンズは白人としてのセム族(これ自体が無理がある)とカナン族の戦いという世界観である。

「陰謀論」から入ると自分がキリスト教の世界観に染まりつつあることに無自覚なまま洗脳プロセスが進むようである。キリスト教徒でもないのに、妙に聖書的世界観を前提にした話しぶりの陰謀追及者が時々いるが、それはそういう過程で引っ張り込まれているのである。憑依型戦術と似た巧妙な術策である。

https://twitter.com/kikuchi_8/status/711224354344800258

(了)


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by kokusai_seikei | 2016-04-13 07:38 | ツイートまとめ | Trackback | Comments(0)
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