人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大本教周辺のネットワークについて

〇皇道派陸軍将官・秦真次は大本教の外郭団体・昭和神聖会のデモの警護を騎馬隊にさせた由。その秦を天津教に紹介したのは親猶太陰謀論の大家だった陸軍の安江仙宏大佐だとか。皇道派に近い山本英輔海軍大将もこの人脈。大本教・皇道派・竹内文書・親猶太陰謀論、この辺はひと塊のネットワークと思う。

〇出口王仁三郎(元・鬼三郎)は天狗を名乗る者に丹波の高熊山に連れていかれそこでスウェーデンボルグばりの「霊界」体験をしたと称す。竹内巨麿は鞍馬山で修行。鞍馬山は神智学で崇拝する「サナトクマラ」(≒艮の金神)を魔王尊として祭る鞍馬弘教なる宗教団体がある。丹波周辺の「鬼・天狗」人脈。

〇鞍馬山で源義経を鍛えた鬼一法眼という伝説的人物。この鬼一法眼の剣術の系譜が京八流で、宮本武蔵が戦った吉岡一門もこの流れとされる。「鬼」が名前に付いている所が気になる。鬼とされたサンカとか天狗とされた異形の修験者の流れなのだろうか。大江山霊媒衆、大本教、鞍馬弘教、丹波周辺興味深い。

〇ちなみに綾部市とエルサレムは友好都市宣言をしている上に、綾部市は世界連邦都市宣言までしているとのことであった。以下のページによると、その仲介をしたのは大本とのことだ。イスラエルと仲介できる程のネットワークがあるということになる。

http://www.asyura2.com/sora/bd5/msg/430.html

〇出口王仁三郎を信奉しつつ反NWOを唱える者など信じられぬというのはこういうこと。朝鮮系カルトの政治団体の機関誌と同じ論調の者が朝鮮批判しても嘘臭いのと同じことである。日本会議の世界連邦主義者が「日本を守る」というのも同断。矛盾を矛盾と感じないジョージ・オーウェルが言う「ダブルシンク」なる二重思考法そのもの。


(了)

by kokusai_seikei | 2015-09-20 11:40 | 陰謀解析 | Trackback | Comments(2)
Commented at 2020-10-16 10:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kokusai_seikei at 2020-10-17 07:50
コメントを頂きありがとうございますm(_ _)m

ツイッターに大規模な障害が発生していたようです。もう直ったみたいですが、過去ツイートをチェックしてみようと思います。

そうですね。私もその可能性が高いと思います。日本の「鬼」の観念と西洋の「悪魔」の観念は根本的に異なります。大江山の鬼伝説に乗っかってそれを「悪魔」「サタン」「ルシファー」という事にしたのかもしれませんね。もしそうならば憑依型戦術の一種と言えますね。

「霊媒」に関するご指摘もその通りでしょう。浅野和三郎が持ち込んだ英国系の心霊術が元ネタだと思います。当時、心霊術は欧米で流行していました。米国のフォックス姉妹というのが有名ですね。


<< 西洋の秘密結社について 勝共カルト工作員の寸止め左翼批判 >>